- 研修コース
- TRAINING COURSE
[ ガントリークレーン訓練(標準型) ]
訓練の概要
ガントリークレーン実機とコンテナ船の模擬船倉を使い、デッキ及びホールドへの揚げ積みの操作訓練を中心に行う基礎コースです。
OJTでは、荷役の合間の断続的な練習になりがちですが、研修センターでは、本船荷役と同じ環境で実践的な操作ができるほか、習得の段階を踏んだカリキュラムに沿って、時間に追われることなく集中して繰り返し訓練することができます。
また、運転席は3人席となっており、運転者と同じ目線で、レバー(ノッチ)操作等を丁寧に指導します。
座学では、クレーンの原理と構造、点検・保守のポイント及び関係法令・事故事例を通じた安全操作の知識を学びます。
これからオペレーターになる方を対象とし、安全で確実・丁寧な操作を習得するカリキュラムとなっています。
日数・時間数・受講費
日数 | 時間数 | 受講費 |
---|---|---|
5日 | 35時間 | 211,497円 |
※受講費には、消費税を含んでいます。
定員
2名
受講資格
クレーン・デリック運転士免許を受けた方。
訓練内容
35時間 | ||
---|---|---|
学科 |
構造・点検・安全操作 |
4 |
計 | 4 | |
実技 |
シミュレータ訓練 |
3 |
運転準備作業 |
1 | |
基本操作 |
4 | |
デッキ荷役訓練 |
8 | |
ホールド荷役訓練 |
10 | |
総合訓練 |
3 | |
運転評価 |
2 | |
計 | 31 |
※休憩、受講生の交代、訓練準備等に要する時間を含んでいます。
カリキュラム例は、こちら
研修日程・コース申込状況
定員2名
令和6年度コース
回数 | 日 程 | 空き状況 |
---|---|---|
1 | 4月8日(月) ~ 4月12日(金) | × |
2 | 4月22日(月) ~ 4月26日(金) | × |
3 | 5月20日(月) ~ 5月24日(金) | × |
4 | 6月3日(月) ~ 6月7日(金) | × |
5 | 6月17日(月) ~ 6月21日(金) | × |
6 | 7月8日(月) ~ 7月12日(金) | × |
7 | 7月29日(月) ~ 8月2日(金) | × |
8 | 8月19日(月) ~ 8月23日(金) | × |
9 | 9月2日(月) ~ 9月6日(金) | × |
10 | 10月7日(月) ~ 10月11日(金) | × |
11 | 10月21日(月) ~ 10月25日(金) | × |
12 | 11月18日(月) ~ 11月22日(金) | × |
13 | 12月2日(月) ~ 12月6日(金) | × |
14 | 12月16日(月) ~ 12月21日(土) | × |
15 | 1月20日(月) ~ 1月24日(金) | × |
16 | 2月3日(月) ~ 2月7日(金) | × |
17 | 2月17日(月) ~ 2月21日(金) | × |
18 | 3月3日(月) ~ 3月7日(金) | × |
使用機器
- ①ガントリークレーン(18列対応)
-
- 吊上げ荷重
- :50.4t
- 定格荷重
- :40.6t
- 揚程
- :36m(海側走行レール面上)
- アウトリーチ
- :50m(海側レール中心から海側へ)
- バックリーチ
- :15m(陸側レール中心から陸側へ)
- 運転席
- :3人仕様、冷暖房完備
- その他
- :死角確認用カメラ及びモニター、荷役軌跡のドット表示機能
- ②陸上船形(模擬船倉)
-
- ホールド
- :5列3段3ベイ(段違いセルガイド装備)
- デッキ
- :5列
- ③ガントリークレーンシミュレータ
- ④コンテナ等
-
- コンテナ20ft・40ft
- タンクコンテナ20ft
- オーバーハイトアタッチメント
- ハッチカバー(2・3列用各1枚)
[ 受講者の声 ]
操作技能UP
会社では、空荷・本船なしの環境でまず練習しますが、センターでは、陸上船形でコンテナ船をイメージしながら実践的な練習ができました。クレーンの横からスプレッダーの高さを確認するカメラもあるので、巻き上げ高さの感覚も掴みやすかったです。全体を通して、とても熱心に教えていただき、集中して受講することができました。
安全意識UP
安全の考え方や仲間への思いやりについても改めて学ぶことができたので、明日以降、自分自身が心掛けていくことはもちろん、仲間にも伝えていきたいと思います。
基本的な知識や技能の習得
短期間(5日間)の訓練とはいえ、現場のように断続的な練習ではなく、連続して乗れるので、受講した本人も達成感を得ることができたようです。
現場では実機操作以外の教育は困難ですので、このコースで、クレーンや安全操作についての知識も含めて指導してもらえるので助かります。運転席では、指導員が隣に座って、丁寧にレバー・ノッチ操作を指導してもらえたとのこと。現場の運転席は狭くなりつつあり、隣接指導が難しい状況ですから、本人もこの指導のおかげで上達できたと喜んでおりました。今後の活躍を期待しつつ、引き続き経験を積ませたいと思います。〔受講事業者〕